ガス切断機編
上の写真左は自動ガス型切断機というもので、鉄の板をある形に切りたいときに使用する機械です。
切断にはこの他に、アセチレンガス、酸素、移動用モータ電源100Vが必要です
写真右はこの機械に使う切り抜き用の親型(テンプレート)です。使用する時はこの型を上のアームに取り付けます
バーナーの上部には磁石のローラーがあり、このローラーが親型の外周にくっつきながら移動します。移動用のモータは切断用酸素バルブと連動しており、バルブを開くとモータが回り切断が始まります。モータの回転スピード、すなわち切断スピードは可変のボリュームが付いているので切断する板厚に合わせ調整してやります
勿論、板厚が厚くなるほどスピードは遅く設定しなければなりません。また、ノズルの番手も切断厚に合わせ変えてやります
最近のガス切断機は、この様な鉄の親型をわざわざ作らなくても数値制御の機械(制御プログラムが必要)とか、光学的に読みとるタイプがあるそうです(紙に書いた親型が必要)
定かではないが、この機械は現在作られていないらしい。現在ではこの手の仕事は当社の本業ではないので、当世事情についてはよく分からないので詳しい説明は出来ないが、うちではこの機械は重宝している。
鉄板を切る時、これを使えばある程度の直線もアームの可動範囲内なら使いよいのだ。フリーハンドで火口を移動させるは結構職人芸を必要とされるからだ。もっとも、それを業とするプロの方に言わせれば「そんなこと無い、簡単だぁ」と笑われそうだが・・・
上の歯車型は以前、建設機械用のスプロケットを鉄板から切り抜いて加工していた時の型だと記憶する(私が子供時代に見た記憶では)
この他、丸や四角の雛形(テンプレート)を多数保有している。
最近はこの様な加工は鋼材屋さんに頼んで切ってもらっているが、かつては定尺板を買っては自社内で切っていた・・・時代と共に自社の加工内容も変わるという事かぁ・・・ふむふむ、今は横マシニング加工が得意なのだが・・・明日はどういう事に成るやら・・・
余談だが、機械の柱、下の方にある(写真では分かり辛いかもしれないが)赤いピストル様の物は、バーナーに着火するライターです
ライターと言ってもヤスリとライター石だけで、火花しか出ません。ピストルのレバーを引くと弾の替わりに一瞬花火が飛び出します。
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