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 トルクレンチ編 
トルクレンチ

上の写真は弊社工場で使っているトルクレンチです
名前から察する通り締め付け力を測定することの出来るレンチです

写真の物はごく一般的な指針と表示プレートの付いたものです。
レンチのアーム部分は、弾性のある金属板で出来ており(早い話が板バネです)固定された指針が付いただけのお話。体重計をレンチに付けたと思えばいいでしょう。力を掛ければそれに応じた値が示される。
体重計も近頃ではデジタル計があるように、トルクレンチにもデジタルタイプの物もあるようですが・・・
うちではシンプルな一般品を使用しています。

使い方の注意点として、力点(力を掛ける所)が1点となるようにして測定しなければなりません。
通常、この力点となるグリップ部分は1ヶ所に力が掛かるように工夫されています。、グリップ中央1ヶ所とアームと結合されてはいるが、グリップ部はぐらぐらとシーソーの様に動くので、グリップ中央以外の部分がアームに当たるような使い方をしたのでは正確な値を示さないことになるのでこの点を考慮して使います。

組立て部品のねじ部の締め付けに利用したり、切削加工現場の部品締め付けに利用したりします

ねじは締めれば良いと言うものではないのです。ねじの大きさに見合った適切な締め付け力があり、組立て品等で限度を超えて締め付けるのは厳禁です。

切削加工現場の部品締め付けでは、最低でも切削抵抗以上の力で部品を固定しておかなければ削れません(あたり前田のクラッカー)
しかし、剛性のない部品加工の場合、締め付け固定する力だけで大きく変化する場合があります。
削った時にはまっすぐでも取り外すと曲がっていたとか・・・この話をすると長くなるので割愛します。

強く、あるいは弱く締め付けると言ってもなかなか伝授し難いので数値化するということは意味深い事です。
数値化すると感覚も養われます。数値ばかり気にして、そこから先に進まない人もいますが(うちの会社にはそんな人はいませんよぉ!)・・・


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