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 アンビル編 

これはアンビル(金床)と言います 鍛冶屋必須アイテム
これはアンビル(Anvil)というものです。日本語では金敷、鉄敷(かなしき)とか金床、鉄床(かなとこ)とも呼ばれます
上の物は一般的な形で、上面は平らで片方の端は船の舳先のような形をして、上面の一部には(角)穴が一カ所空いています
鉄道用レールを切った簡易的なアンビルもあります

アンビルは、鍛冶屋(かじや)という言葉に一番似合った道具ではないでしょうか。
鉄を鍛えるときに使う道具で、台の上や先、穴を使い、赤く焼けた鉄を加工します。見ての通り鉄の固まりですから非常に重たく、
並の力自慢では持ち上げられない程の重量です。

この道具のほか、ハンマーや火ばさみ、コークス、バーナーなどが必要です

今日でこそほとんど使わなくなったが、火作りする時にはこれがないと始まらない。私の子供時代はいつも誰かが工場で火作りをしていた光景を思い出す。「鉄は熱いうちに打て」とよく聞く言葉であるが、火作りすると身をもってこれを体験する事になる。ぼやぼやしていたら
時間経過に比例し加工できなくなってしまう。

弊社は切削加工業なのだが、以前は切削加工用の刃物は自前で作るのが当たり前であった。規格品はある程度揃うものの、腕の良い職人さんは、
自ら刃物を作り、火作りの職人さんでもあった。勿論、そこに至るまでには試行錯誤を繰り返すのだが・・・・
今思い返せば、昔は技術を磨く場もあり時間も存分にあったように思う。特殊な道具(刃物)は間違いなく自社製だ。
今は、切削加工で使う刃物は殆どが購入品だ。しかも使い捨て、刃先だけの交換式・・・・

ただ、工場の隅にこの様な道具があるうちは技術の火は消えずに脈々と続くであろう。こういった加工原点のような道具はうちの会社では今後も廃却することなく永久現役保存だ!

トン テン カン! トン テン カン!

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